葬送とは
「葬送」という言葉を耳にしたことがありますか?
葬儀や納骨のことを一般的にイメージされるのではないでしょうか?
近年、葬送のあり方が変化してきています。
はるか昔から人々はエジプトのピラミッドや日本では古墳というように死者は「お墓」に納められてきました。ピラミッドや古墳というのは当時の王族など権力者のお墓だったと考えられています。
では、いつ頃から一般的なお墓が建てられるようになったのでしょうか?
実は案外お墓の歴史は浅く、明治の終盤から〇〇家之墓という一般的な家柄もお墓を建てるようになったそうです。
昭和23年には「墓地・埋葬等に関する法律」(通称:墓埋法)という法律が制定され現在執り行われている葬送が一般的になりました。 個人的には、その背景に宗教的な関りがありそうな気がしますが、この話は機会があれば今後書きたいと思います。
変わりゆく葬送
平成終盤から葬送のあり方に変化が出てきたようです。
生活スタイルの変化によって核家族化や家を継ぐ若者世代の都心での生活の増加に伴い故郷のお墓の管理が困難になってきました。
元々墓地の少ない都心では以前から永代供養や共同墓という仕組みがありましたが、地方では継承者不在という問題が生じています。その問題を地元で暮らす人々はお墓の管理を遠方に暮らす息子や娘には負担になるという理由から「墓じまい」というお墓を片付けるという解決方法を選択することが増えてきました。
そもそも「お墓を建てない」 「お墓がない」という人たちが増えてきました。そのような、お墓を建てない、お墓を持たない人たちの葬送のあり方の選択を「ゼロ葬」ともいうそうです。ゼロ葬については偲想のホームページにNHKで放送されたテレビ番組を題材にした「広がるゼロ葬の衝撃」という記事がありますのでお時間があれば、ぜひ見てください。
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「墓じまい」によるお寺との「離檀トラブル」。 「手元供養」や「海洋散骨」のための「粉骨」のご相談は「偲想(シソウ)」にお問い合わせください。 「ペット供養」のご相談も承ります。